派遣社員という雇用形態は勤務時間も決まっており一定時間での勤務を希望する人には働きやすい環境です。しかし、安定した雇用を望む人の中には正社員になりたいと考える人も多いでしょう。そこで今回は派遣社員から正社員になる人の特徴を考えていきましょう。
３カ月という区切り
派遣社員と正社員の違い。それは雇用形態です。正社員は一度採用されればリストラされない限り定年まで働くことが出来ます。しかし派遣社員は雇用期間の更新をする必要があり、その周期が３カ月です。また、同じ会社の同じ職種で働ける期間は３年と決まっています。子育てや家事の合間に働く人には働きやすい雇用形態ですが、３カ月ごとに更新期間があり、そこで雇用期間が終了してしまう可能性も考えられ不安定な面もあります。安定した雇用形態で働きたいという人は正社員として働くことを希望する人もいます。
正社員になるための方法
正社員になるには職場で正社員に認められる働きをすることが大切です。派遣社員でも正社員に負けないぐらいの働きをすれば職場での評価も高まりチャンスが増えます。会社の飲み会などに参加して同僚と仲良くなって職場で良好な人間関係を築くこともアピールに繋がります。正社員に相談するのもアリでしょう。そのような人は派遣社員としての雇用期間が終了した後に、正社員として採用されることがあります。その他には語学力などずば抜けた能力がある人も会社から必要な人材として評価されて正社員になれる可能性も高くなります。制度としては紹介予定派遣制度を利用することも有効です。この制度は一定期間派遣社員として働きその後は直接雇用されることが可能な制度です。優秀な働きぶりが評価されれば、正社員になることが可能です。
前向きに取り組める性格の人が正社員になりやすい
正社員になれる人の特徴として明るく前向きに物事に取り組む人が多いです。派遣社員の中には派遣社員のままで働きたい人や、社内のマイナス思考な人に引っ張られてしまう人がいます。正社員になりたいと考えるのであれば前向きな気持ちで取り組むことが大切です。そのなかで今の勤務している会社以外にも転職や紹介予定派遣制度を利用して正社員になる道を探ることもできます。自分がどのような仕事をしてどのような働き方をしたいのか考えた上で、派遣社員が良いかそこから正社員を目指して頑張るのかしっかりと考えてみましょう。